デイの日は多忙の50日目

昨夜は21時半くらいには私が寝てしまったものだから、3時くらいに目が覚めてしまう。
そっと母の部屋を覗くと、丁度身を起こしかけているところだった。寝てないのか中途覚醒なのかはもう部屋を違えてしまったのでわからない。

声をかけるとトイレに行きたいと言うので連れて行き、重たくなったオムツを替える。
肌着の下とパジャマの下は濡れていた。
腰部分の防水シーツも汗か尿かは微妙でわからないがほんのり湿っていて、初めて使用した6回オムツ+2回パッドの効果が思いやられる。
途中で起きてこれなら、長い一晩過ごさせたら敷布団までまた濡れちゃうんじゃないの?
しかも装着してからトイレに二回は立たれてしまってるはずなのに。

糖尿病だと尿の回数が増えるらしいから、それも相まって大変だ。今後の夜の始末が怖いな…ほんとなんで補助が効くオムツってこんな吸収回数が少ないのしかないんだろう。いっそ勝手にトイレ行かれないのなら、パッドも合わせられるからいいのに…うまくいかないものだ。

朝は6:40にはトイレに立つ音が聞こえたから様子を見ると、もう服を着込んでいる。3時に起きていた事といい、きちんと寝られているか不明。
具合が悪い、どこも痛い、食べられるかわからない、と言いながら結構なボリュームの朝食を完食。
いつもの口癖なのか不明。ちょっと顔色白い気もするけど。

早起きのおかげでデイの送迎時間まで十分休ませた。
25分前から起こして出掛け準備を意識させる。
4月中旬近くになってから、動作が以前にもましてゆっくりになってきているように感じる。
トイレに行ってもらい、服を着させていつものように「病院の予約時間になりました」と言ってみせる。

あまり出掛けたくなさそうな雰囲気でコートを着てもなおベッドで寝ようとするのをとどめ、ゆっくり玄関へ。
私一人でなんとか送り出せた。

さあまた、母が留守の間に押入れを片付け、兄のCDをブックオフに持ち込み、買い物。15時前には帰ってきたのにクタクタである。そんな予感がしていたので今日の夕食はほぼ惣菜で構成。

私も3時位からずっと起きてしまっているので睡眠不足。迎えの時間ギリギリまで寝そうになり、アラームで飛び起きて夕食準備。それから迎えにロビーに行く。

職員さんから車椅子の母を引き取り、母に声を掛けるが全く無反応。顔も強張っていて、心を閉ざしている。何があったんだ? 今日の帰りの付き添いの人は、無愛想な男性二人だ。そのせいかもしれない。

エレベーターホールに来て顔をしっかり覗き込み、声を掛けると母はようやくこちらを認知した。
家に入るとすぐに楽な格好になってもらい、夕食。

疲れているのか母は夕食後すぐに横になり、おやすみなさいと言うものだからこれはもう本寝りになると思い、慌てて夜支度。
やはりそのまま19時には静かになり、寝入った様子だった。

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