一休みの57日目

母がショートステイで気が完全に抜けてしまっている。
自分の食事すらもつくるのがだるくて、インスタントばかりだ。

つい、通販で自分のための物を買ってしまった。収入がないから倹約してるのに。間違いなくストレスだ。

義母さんにメールして、お話したいことがあるのでと電話のアポをとった。
病院にいるので帰ったら電話しますとメールが来たのと同時に、ケアマネさんから「電話ください」とのiMessageが入った。

電話をかけると、母の施設探しについてだった。
母の要介護度は2で、このままだと特養には申し込めないから、再認定してもらってできれば3にしてもらい、入れる施設を探せる可能性を高めること。
もうひとつは、認知症のグループホームだと比較的空きがあって入りやすいので、そちらに行くこと。
でもその場合、緊急連絡先の私が住む場所がかなり厳しく住民票の提示が求められるかもしれないし、場合によってはホームと同県内の義母に申し込んでもらうような形を取らないといけなくなる可能性があるとのこと。

どちらにしても、要介護度再認定はしてもらったほうが良いとのことで申し込むが、今のこの時期だと5月になること(GWとか元号の替わりだとかだろうか?)。
そうすると、施設探しも先になってきてしまうのでそれまで私が家で介護を頑張れるか?という質問だった。
なるべく、デイに行けるよう調整するし、午前の動けなくなる問題は、ヘルパーさんに送り出しを依頼することでなんとか乗り切っていきましょうという話をした。

その場では「はい、もう少しということであれば頑張れるかも…頑張ります」と答えてしまったが、電話を切った後で吐き気がこみあげてきた。
「あ、もう、先行きが解らないところでは頑張りたくないんだ、私」と思った。
午前の母は天使だし頑張れるけど、午後が地獄で午前の倍にも感じる長い時間。
あれを思い出すとどうしても胃が逆流しそうだった。せめて、いつまでという目安があれば光明になる気がした。

今日は美容室にカラーをしに来ていたが、ケアマネさんに「ごめんなさい。頑張れると言って電話を切った後で具合が悪くなってしまいました。次のショートはいつからお願いできるかなど、具体的な日にちを教えてもらえれば、頑張れそうです」と送った。

そしたら、早いペースで具体的に返信が返ってきた。
いままでで一番、親身に動いてもらえたように感じた。

「無理をしてもいいことはないので施設を探しましょう。ショートは27日まで可です(一日延びた!)。
次は5/6から受け入れ可能で、特養が見つかるまで預かってもらうことで手配しました。
29〜5/4までは、できるかぎりデイに行ってもらえるように手配しました。その間何日利用できるかは調整した上で連絡をくれるそうです」

かなり、気が楽にはなったが支出を思うと楽になったとも言ってられない。
早く、団地を退去する方向で動かないといけない。

義母さんから電話をもらい、ざっくりと近況報告と経緯と、ホームに申し込むために私が義母さんの住所に住むという事にして良いかをお願いした。
快くOKをいただけた。それと、急だがせっかくいまが休みなら、明日お茶をしようという話になって、「行きたい場所見つけといて」と言われて慌てて調べた。

また、粗大ごみの申し込みをした。今日だけで5,400円相当。
これでほぼ、兄が使っていた家具は消えることになる。
もうこちらに来て片付け始めて、粗大ゴミ代に13,000円くらいかけていると思う。
これでかなりたくさんの家具が減るが、最終まで残る家具(ダイニングテーブル、キッチンにある収納類、タンス群、エアコン3つ取り外し)を申し込む日を考えるのが恐ろしい…
高齢者の退去片付けとして特例で区に申し込むつもりでいるけれど、果たして通るかどうか。娘の私がいることで、あなたが粗大ゴミを通常の申し込み方で片付けてくださいねなんて言われないだろうか。(高齢者や障害者など、自分で片付けられない人が区に申し込んで粗大ゴミを引き取りにきてもらえる制度を使いたい。民間の悪質業者に引っかからないようにするための制度らしい)

前の記事

半休みの56日目

次の記事

一休みの58日目