同居3日目の失敗と出来事

昨日えらい早く寝たなとは思っていたけど案の定。
朝7時に目を覚ました母は悲鳴をあげている。
オネショがリハパンもパッドでも足りなく、腰部分の防水シーツをもはみだして、布団までしっかりぐっしょり。
また、これまたものすごいきつい、尿の刺激臭。

シャワーに連れていき、ついでに肩から下をシャワーしてもらうが団地の狭い風呂場に介助イスで一杯になっていると戸が閉まらないのでしきりと寒がらせてしまう。
大急ぎでバスタオルで全身を拭き、寝巻きに着替えてもらってやっと暖かくなったと言うのでダイニングに来てもらい、朝食をとってもらう。

その間にベッドメイクをするが、敷布団はもう再起不能な程びしょぬれで激臭なので、粗大ゴミで出す予定だった敷き布団と交換で復活させる。(干せてなくてダニ多そうだけどもう仕方ない…)

母に私の床敷き布団で寝てもらってる間に交換、ベッドメイク。しかし母はリハパンしか履いてないので私の布団が購入後半日でダメになったら忍びない…ので起きてもらおうとするが、母は床から立ち上がれない程衰えていた。(9ヶ月前までは床寝から立ち上がれていた)

脇の下に手を入れ、起こそうとすると、痛い!痛い!痛い!悲鳴をあげさせてしまった。脇の下と、無理な方向の膝がどうにも痛かったようだ。大変あわてた。
私もよりにもよって数日前にギックリ腰を再発させてしまっているし、起こすの無理だ…

どうにか、一番悲鳴をあげない姿勢のところで無理に起こすのをやめると、母は自力で介護ベッドにしがみつき、どうにか這い上がって登ってもらえた。
可哀想なことをしてしまった。痛むところはないか聞いたら大丈夫とのことで、よかった。

もう床に座らせてしまうこと事態がまずい。
唯一の介護者の私が非力すぎる。
床に座りこまさせない工夫が必要。
まず敷布団をダメにさせないよう、完全に包むサイズの防水シーツ買ってこないとダメだ。

昨晩、エステーの防臭ストロング介護用洗剤買ってきておいて良かった。10時まで洗濯三昧。
11時からベランダの鳩糞清掃の見積りが来るので私自身の身支度。11時20分に業者が来る。見積もってもらうと、清掃のみで二万五千円、忌避剤などの万全対策した場合は合計で七万五千円かかるという。高杉!
鳩が止まりがちなエアコン室外機のところとか数カ所程度に薬剤置くのであれば清掃込みで三万というのでそれを頼むことにし、午後15時に作業してもらうことに。

父の特養から電話あり。お出かけして買い物をしたいだとか言ってるらしく、お小遣い帳システム導入の承認確認だった。
それと残念なお知らせ。この生活相談員さん、いい人だったのだが2月末で退職されるというのでご挨拶。付き合いは二ヶ月だった…というかこのホーム職員の退職サイクル早くて怖いな。何か偶然とも思えない。親族が鬱病で盛岡に帰ることになりー…って具体的に説明してるけど体裁に感じる。ほんとに熱心できめこまかくちゃんと連絡してくれてよい人だったのに。

さて、お昼ご飯。昨日の昼食をうどんのみにしたせいで余計にひもじさを感じさせてしまった失敗を教訓とし、焼き鮭を主食に副食で三品くらいつけてご飯、お味噌汁を出すが、食欲無い…とのことで鮭の半分とご飯少し残されてしまった。もしかして鮭がくどいのかも。

案の定、一時間後に何かないか攻撃が始まる。
お菓子よりはマシだろうと、オレンジを出す。
でも食べても即、その場でもっと、もっと…と、食べた事自体を忘れて要求が激しい。
そうこうしてると掃除業者が来たのでベッドに舞い戻ってくれた。さすがに知らない人が来ているとおとなしい。

掃除業者は一時間半くらいかけて、二人で掃除していった。ベランダにあった古いスコップと脚立も引き取ってくれてよかった。脚立は業務用みたいなしっかりしたものでほぼ新しかったので、使いたいと喜んで持って行ってくれた。なので引き取り料なし。

業者が掃除をしている間に母の訪問診療の先生も来た。
昨日ケアマネさんが手配してくれたのが、一時間前に急遽来てくれると連絡があったのだ。
なので家は他人が4人もいて、母はベッドの中で縮こまっている。(途中でお茶を出さなきゃ…と用意しだそうとするのは制止した)

先生が「ピンコロしたいでしょ?おかーさん!」とか声かけしてたのが気になって、帰り際「ピンピンコロリのコロリの方を母はすごく恐れていますので…」とお伝えした。先生はあちゃー…という顔をして少し笑い「ごめんなさい」と言われた。帰り際の挨拶は「長生きしよーねおかーさん!」と言って帰って行った。

毎朝目が覚めた時と、気が落ち込んでいる時に母は「私の今の血色どうかな?青ざめてない?もっと元気になりたい、もっと生きたいのに苦しかったり具合が辛くて死にそうで怖い」とよく言っている。

訪問診療も帰り、ベランダ掃除業者も帰り、やっと一息ついたのは五時くらい。
母は寝たいといって六時の夕食を取らずに寝てしまった。

私が夕食をとり、買い出しに行き、敷布団サイズの防水シーツを購入。
八時に戻ると起きていて、食事を欲しがったのですぐに用意。鯖の味噌煮、野菜煮、煮豆、ひじきの煮物、ご飯味噌汁など。煮物三昧のおかげか完食したがまだ食べたがる…けど、夜遅いのにたくさん食べるのはよくないよと説明したら大人しく聞いてくれた。
夜ご飯食べてくれたので薬飲ませられたのは良かった!

どうも、小鉢で色んなものを用意して、視覚で満足させないといけない感じ…なおかつ煮物中心という縛り付き。さらに糖尿病メニューなのでバランス良く。料理レパートリー少ない私には至難の技だ。カレーとかパスタとかの一品モノはもう出せないんだろうなあ。パン追加で嵩増しして炭水化物増やせないしサラダは腹持ち悪いし生野菜は高齢者向けではないとのことでちとしんどい。

そのあとすぐ就寝。
トイレ行ってないから明朝おもらしだろうけど私のパッドの当て方がまだ不慣れだからまた失敗してるんだろうな…布団に行かないようレジャーシートも併用して使ってるけどまだ布団サイズ防水シーツ敷いてないから心配。
こればかりは私が慣れてくしかない。

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