一休みの10日目

今日は4時間くらいで目が覚めて、でもまたすぐに寝れてまた4時間くらい寝れた。
一応睡眠時間が長くなってきてる。
空腹もしっかり感じる。

今日は父の部屋を片付け開始した。
思えば、何十年にも渡って溜め込んできた3人分の私物を同時期に整理開始してるんだから、一種の事故後の処理みたいなものかもしれない。

ただボンボン分別して捨てればいいわけではなくて、それなりに確認して捨てなければいけないので精神肉体共に疲労する。
早逝した兄はともかく、両親は、なんで終活として身辺整理してくれなかったのかと少し恨みがましい気持ちにもなるくらいモノだらけだ。

昨日少し片付いた兄の部屋に、今日新しくできたゴミ袋を押し込んでいき、父の部屋は半分くらい片付けた。
片付けていくと、モノの地層(?)でその人の歩んできた歴史がわかる。

70代後半は旺盛に旅行や趣味の写真、ネット、macのプリンターで何やかんや作るをしていたようだった。

意外なことに、統合失調症に歩み寄る、とか、治す、とか、福祉支援内容を勉強したり家族会に参加していた痕跡がわかる書類や書籍が出て来た。

あんなに兄には辛く当たっていたのに、それなりに息子の将来を案じていたようだった。

それでも、痕跡の日付から察するに、兄のことをなんとかしなきゃと動き始めたのは78歳くらいからのようだった。もしかしたら父にとっては兄を理解する努力が終活で、モノの整理までは手が回らずいっぱいいっぱいになってしまったのかもしれない。
少し泣けてしまった。

父の部屋をあらためたことで大体、私でも出せそうな粗大ゴミ、私の家族に頼みたい粗大ゴミ、行政に回収しに来て欲しい粗大ゴミが判明した。
すぐにでも出したい粗大ゴミを申し込む。
早くゆとりの場所を作って、より生活の動線が利きやすい部屋を作っておきたい。

父の部屋からは小さめのキャリーが出てきた。
私が25年以上前に同人誌即売会で搬入に使ったやつだ…まさか当時はこれを25年後に、親の整理に使うだろうなんて考えやしなかったな。
これが出てきたお陰で、重い書籍やなんかを捨てにいく回数と負担が少し減らせるようになった。

頼んでおいたamazonが来たので母の介護ベッド脇用のミニテーブルを組み立て設置した。これで薬を飲んでもらう時のコップとか置きやすくなる。
あとは玄関ドアにマグネットで取り付ける省スペース傘立て。これで土間置きになっている、場所を取って重たい傘立ては処分できる。
非常用グッズも来たから、バッグにもなるショッピングカートの中に入れた。母のショッピングカート要らないと思ってたけど非常用バッグにしてしまえば良かったんだ。

母との同居用に買っておいた食材の消費期限が迫って来てしまったので一気に作り置きした。
今日はなんのかんの、それだけで精一杯の一日。
あんまり休息って感じでもない。

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