母の特養からの連絡(唇の傷、購入品願い)

仕事初め、新しい取引先とのやりとり、うまくいかない仕事ツールの整備、そして初めての業務をしようとしていたところ電話連絡。
おちおち気がまとまらない。

母は今スプーンで食事介助してもらっていたが、唇の下に傷が出来てしまって、スプーンも噛んでしまって、なお傷ついてしまっていくので去年末から大きい注射器みたいなので食事をあげているという。
それで、その注射器も2日でやっぱりダメになるので個人購入をできればお願いしたいんですがという言い方。

…あれ?その言い方だと、交渉?
もしかして、本来なら拒否権もあるの?
だけど世話になってるのはこっちだし、断れるわけがない…こちらこそ、とお願いする。

一箱25本入りが3〜4千円するそう。
それと、車椅子の滑り止めを購入していいかと訊かれた。こちらはそんなにしないと思いますとは言われたけど。
何かとかかってきちゃってすみませんとか言われるけど、言い出し方が“交渉”なんだよな。

ここの施設は、細かい事いうと封筒の切手代もケチる(と、私は感じている)ので、みんな「家族に出費を頼んでみて、OKもらえたらラッキー」位で言ってくるように感じている。

なおかつ、ここに来て、ちょっと思い出すこと。
理事長がここらの地主だそうで、ちょっと特徴ある名字。
この施設に歩いてくる途中に、同じ姓の表札をつけた綺麗な一戸建が建っている。
理事長の家というわけではなかったが、名字が名字だし親戚筋でしょうという話は職員さんから雑談で聞いた。

なんだか、やたらお金にこだわられていることと、その親戚筋さんの綺麗な新築のお家がモワモワと思い出されてしまい、お金に関してはイヤ〜な印象。
けちけち引っ張られたお金が、あの綺麗なお家を建てることに巡り巡って貢献していってるんじゃ…?っと感じてしまうわけ。バカにされてる気分。

父の特養が金銭面、病院付添等でじゅうぶんな対応してもらってること考えると、比較対象があるとほんとなんだかなと思ってしまう。

10日に面会に行く事を伝えて電話を終えた。