査定が芳しくない/母の付添がやっぱり頼まれる

胃腸炎は少しずつ体調の回復は感じるが、おかゆを半杯と梅干、玉子豆腐しか食べられない。

退去部屋の査定結果が芳しくない

朝イチで、公社窓口に連絡する。
うっかりシーリングライトのパーツを天井に3箇所も取り残してきてしまったのを思い出したので、取り置きしてもらえるかの問い合わせをする。
普段ライトの取り付けは自分でしないので、何が設置に必要なパーツなのか知らなかった…

業者に訊いて、残してもらえるなら管理人室に取り置きしてもらうこととなったがあの管理人室にもう足を運びたくないなあ…
ついでに昨日の空家査定の結果を教えてもらう。

「ダイニングのライトがありませんでしたのでお客様の方で補償お願いします」
(うわっ、ライト全部こちら持ちじゃなかったのか! ダイニングのは親が買った痕跡があったのに)

「下駄箱がありませんでしたので補償お願いします」
(うわっ、あんな、親が勝手に板を釘で打ち付けたり汚くしていたのに備品だったのか!)

「浴室に2箇所タオル掛けが設置されていましたので撤去費用をいただきます」
(あれは面倒そうだったから放置してた…まあいいや)

「壁にコードを通す穴を塞ぐキャップがありませんでしたので補償お願いします」
(足りないとは思ってた。まあいいや、プラスチックのキャップなら安いだろ)

「計算してから後日ご連絡いたします」
(はあ…それでなくてもお金が色んなことにすごくかかりすぎてるから、持ち出しが少ないといいなあ…)

母の病院付添がやっぱり頼まれる

横になっていたら母の特養の相談員さんから連絡があった。
「看護士さんが、娘さんが付添できるようになるまで行かなくて大丈夫じゃないですか、って言うんですよ。なので治ったら連れていってあげてください」

…ひどい。当初、「母が痛がっているのが可哀想だから早めに通院してほしい」と言ってきたのは何だったのか。

今月は15日に、心療内科兼内科の初診予約があるから、どのみち行く予定ではあったのだが、手の腫れはどうしたって整形外科に診てもらうしかない。
なのに、「せっかく付添に来れるんだからその日にあっちの病院とこっちの病院一気に行ってしまえれば〜でもそうすると1日がかりでかかってしまいますね?」とか、まるでサイコパスのような事を言ってくる。
よくそんな思いついたことをそのまんま口に出してくるな。この人は相談員業務は新米だそうだから仕方ないのか。
というか、相談員が今年4月から入れ替わりって、こういう問題があるから人が居着かないんじゃないか。

認知症の高齢者、一箇所の数時間待合だけで息も絶え絶え、苦しそうで辛そうなんだよ。
さも「痛がるのは可哀想だから」とか言っておきながらその口で「大変なことは1日でまとめて済ませればよい」とか、二枚舌すぎる。
まあこの人も「人員不在」という板挟みがあるのかもしれないが…でも人員不在問題を解決するのは施設側でしょう? 現に、父のほうの特養では良くしてもらってるし…

特養には、介護サービスの苦情申し立て窓口もある。
しかし今クレームすると強気で「なら、うちは人員的に無理なので退所してください」と言われるんじゃないか。どうせ。
ここの特養は、親への気持ちを捕虜にとって、やりたい放題だな。

それに、今月は「担当者会議」というのがあるから家族にも参加してほしいと言ってきた。次から次へと何かと訪問を要請してくる。
3ヶ月に一度、それを2回繰り返したら半年に一度になるとかなんとか言う。本当かわからないけど。
考えようによっては、施設に親を入れっぱなしにして後は我関せずみたいな家族は、非人道的で入所者本人の幸せを考えていないんじゃないかとも思うから、尤もな参加依頼・付添依頼だとは思う。

あとちょっと気になっていたのは、この相談員さんの口ぶりがまるで「あ、まだ関東にいらしたんですか」って驚く感じだったから、私が遠い自宅に戻るのを警戒して余計に何かと呼び出そうとしてるんじゃないか?と思ってしまうこと。

まあ、私にも出来ることは呼び出されるのは当然良い(というかそれを可能にできる仕事をしているし、義実家の協力もある)のだが、「母が痛がってて可哀想だから早く連れて行って」が「じゃあ娘さんが連れていけるようになるまでは構わない」にすり替わったのが本当に腹がたつ。
私が仮病をしていると思っているのか?
今まで施設との信頼を構築するという意味もあるからかなり気を遣って、その他の依頼にも柔軟に応じてきたんだが…
「施設側で対処が済まないこと」が後ろめたくて、私の反感を買っていると思われているような気がする。

似たような事例を思い出した。
私は会社員をしていた時に、体調不良のために休む連絡をしたことがあるのだが、その会社は反社会的で、社員もそれなりの素行の者ばかりだったから私の連絡もサボりの嘘だと勝手に疑われ、上司から私の連絡メールに対して厳しい叱責メール返信があったことがある。(全送信だったので他の社員にも読めた)
その会社の体質とは、仕事というのは本来嫌なもの、社員は会社が好きではないのが基本という考えがあるようで、私に就業意欲があるとは思ってもいなかったようだった。

その後の余談だが、反社会的会社とはいえ私は仕事内容と待遇は不満でなかったのでそんな判定にとてもショックを受け、「体調が万全なら出社できるならしたいわ!こんなに仕事好きなのに体調なんかで出来なくて勿体ない!疑われて非常にショックで心外!」という憤っているメールを同僚に送った。後でその上司が滅多に配らないお菓子を公共の台に置いていき、その後の休みの連絡について何も言わなくなったから、「ああ、メールは検閲されているわけね」とよくわかった事案でもあった…

話は特養の件に戻るが、特養も同様に勝手に後ろめたい思いをしていて、人の思いを悪意で捉えているように感じる。
それとも単純に、緊急連絡人が遠方に帰ってしまわないかどうかの試し行為か。だとしたら、サイト「みんなの介護」にある、全国対応アイコンはずせばいいのに、客を呼びたいからって汚いな。
(だからすぐに入所させてもらえる特養か…叶えてもらえるって事はたいてい訳ありなんだ)

対照的な父の特養

イライラしながら電話をおいてしばらくすると、今度は父の特養のケアマネさんから電話がかかってきた。
母の呼出要請があった直後なので警戒をしながら電話にでると、こちらの用は単純に「新しい介護保険証が届きましたのでお知らせです」というものだった。
ホッとして、「お知らせありがとうございます」と言って電話を切る。

こちらは外部通院はしていってくれるし、父の病態が訪問診療で済む内容だからかもしれないが、付添通院は一回もしたことがないので本当に対照的だ。
費用も今のところ父と母で1万円くらいしか変わらないから、父の特養から「お母さんは(一緒でなくて)良かったんですか?」と訊かれた時に「え?一緒に入れるんですか?空きがあるんですか?」と交渉すればよかったかもしれなかった。ま、用事の外出は介助タクシー出してくれないから別途自費と手配が面倒な所だけど…

もういまさら、母の状態はよくないからあまり動かしたくないし、介護士さんに把握してもらうのも時間を必要とするしで適切ではない。
(認知症には環境を変えるのはよくないし)

特養の当たり外れって、本当痛感する。(Googleレビュー待ってろぉ!と拳を固める)