葬儀後の手続きが大変(除籍謄本取り寄せ編)4/5

MZ銀行が相続の手伝いで手数料巻き上げようとしてきて「数年前に兄の死亡時に自分で全てして知ってるから」と断ってもしつこいのが腹がたつから、先に自分でできる手続きを全部してやってグゥの音も出せないようにしてやろうと思った。

相続時に銀行など金融機関に必須な提出書類は以下のようなものだけどうちは相続人が私一人だから上の2つまでのはずだ。

・相続人の印鑑登録証明書
・相続人が複数いる場合はそれぞれの印鑑登録証明書や、銀行側が用意した必要な書式書類
・亡くなった人が生まれてから亡くなるまでの連続した戸籍(除籍)謄本の写しすべて

まずは、自分の印鑑登録証明書取得。
これは役所に行かずとも今はマイナカードでコンビニからいつでも発行可能なのは良い。

さらに、これまで親や移転してきた本籍地の各自治体に郵送で除籍謄本取り寄せ依頼開始。
よりにもよって、親は何を思ったのか、自分が移住すると全てそこの自治体に本籍を移転させてきた。
これによって子が苦しめられる作業となる…
父も母も、それぞれ自治体4箇所ずつ請求しないといけない。

両親共に昭和一桁生まれだから、当然戸籍法の改正年をまたいでいるわけで。
そうすると、単なる除籍謄本の他にも、改製原戸籍謄本というものも必要になってくる場合がある。

これは大概、手書きだった役所の戸籍記入がパソコン入力になって「改製現戸籍謄本」とかいうものが出来てくるわけだけど、役所側の都合なのにこちらにその管理費(?)を負担させてくる悪しき書類だ。
戸籍謄本1通750円+改製原戸籍謄本1通750円。
たまに片方だけ450円という自治体もあるけど。

定額小為替は、金額にかかわらず発行手数料が1枚につき200円加算される。
必要な小為替の額面と枚数を間違っては追加購入しまくり、両親合わせて定額小為替だけで1万円位になったであろうか…

「戸籍謄本」と「除籍謄本」という紛らわしい、項目が別になっている事柄にも集中力をすり減らされ、返信用封筒の作成やそれぞれに貼る切手。
さらには、請求者と戸籍筆頭者の関係を示せる戸籍謄本の写しのコピーと、身分証明書2種類のコピー。請求料金分の定額小為替。
自治体によっては、身分証明書(健康保険証)の保険者番号箇所を黒塗りで消すようにという指示まであったりする。
請求書に記入した日付を投函日に書いて。
そんなこんなしても、やれ為替が足りなかっただのあって2〜3日かかってようやく用意出来た。

除籍謄本請求書を投函した日は神経を使いすぎて、全く自分の仕事が出来なかった。

後日

早い役所で1週間、全体的には2週間くらいほどで両親分の除籍謄本がようやく集まった。
親の出生時の戸籍謄本を取り寄せる機会なんてそうそう無いからこれで初めて、曽祖父曾祖母の名前がわかったりした。
おまけに、昔の人は第一子出生の届とほぼ同時期に婚姻の届もするんだなあ、とか。
昔は今ほどに「出来婚」を表明しづらかったろうけど、婚姻の機会って今も昔もそう変わってないんだなと。