不機嫌さを表明してみせる男性たち

「俺様は怒っちゃってんだぞ。さあ、しかるべき対応をして機嫌をとりなさい」という態度をあらわにさせて、こちらの行動をコントロールしようとする男性とまれに遭遇する。

年齢は関係ない。

父に始まり、元彼、職場…。

最近もそんなメに久々に遭遇。
個人事業の取引相手(高齢者)がそうだ。

出会った最初からまあその気配は感じてはいたが、付き合いが長くなるにつれ、案の定エスカレートしてきた。
最初の頃は適正な報酬を支払ってくれていたが、今はとにかく値切り、隙あらば無料奉仕をねだってくる。さらに、仕事案件に第三者を関与させた時には自分の部下扱いして私を紹介した。

男性の高齢者なもんで、よくその世代にありがちで父と同じようにプライドが高く、自信に満ちて自己評価が高い。

無償を要求する上に態度まで使用人扱い。
そんな相手に対して時間を使う私に何の得がありますか?
おそらく私のことを、自分のファンだから無償提供してくれるだろう、くらいには思い込んでいるように感じる。(自分の著書を送りつけてきた時点で違和感があった)
私がこれまでまともな対応してきたのは正当な報酬と引き換えに正当な納品取引をする、イーブンな関係にあったからですからね。

もうCO案件だな…バイバイ、先生。
人の上に立ちたい人種、先生と呼ばれたがるような人種はやっぱりロクでもないという偏見もますます強まりましたよ。

 

そんな苛ついている時にちょうど、「なぜ甘えた男ほど“不機嫌さ”を表に出すか 〜その心理は赤ちゃんと同レベル〜」という記事が目に止まった。

多くの男性が簡単に「不機嫌な態度」を取る理由。それは、「不機嫌な態度」を取ることが自分たちにとって“便利な手段”だからです。

不機嫌になれば要望が通るし、プライドが保てるし、相手が自分に合わせてくれる。そのため問題と向き合わずに済み、体裁を取り繕うためのコストもかからない──。そういう都合のいいことを経験的に知っているため、「なんかムカつく」「なんか不満」「なんかイライラする」といった“言語化できないネガティブな感情”に陥ったとき、男性は不機嫌になるという便利な手段を多用するのです。

女性の不機嫌はホルモンがそうさせている時もあるし結構不条理なもんだと理解しているけど、ホルモン変化に支配されないはずの男性の不機嫌って何なんだと思っていたがこうしてまとめられたのを読んだらスッと腑に落ちた。

なんだ。赤ちゃんの「おしめが濡れた!不快!騒げばママが快適にしてくれる」と同じ心理かー…
って、こっちはアンタのママじゃないんだよ。と。

とにかくこういう一方的で支配する態度をコントロール術として使用してくる人間とは性別関係なく離れるべきだと思いました。
お金よりメンタルケア大事。
相手に変わってもらおうとか期待しない。
無駄で不愉快な関係の存続に同じだけの時間(=お金)、努力を使うなら、新しい人脈作りに投資しましょう。