父、こちらの都合もお構いなしにゴリ押し

お盆に入ろうという8月12日の朝に父から電話がかかってくる。

「お金を急いで送って!お寺にお布施するから」

「今日は無理だよ日曜だから郵便局しまってる。それに明日から私旅行の計画があって手配する時間が厳し…「そんなのどうとでもなるでしょ、いいね、わかった?! 急いで送って!」

…また思いつきの行動か。
また介護タクシーを急に呼びつけようとして断られたり渋られるのか。
私がそれには同行しないから知らない所で手配に揉めるんだろうけど、後で私が介護タクシー頼みたい時にまたツンケンされたりボラれるの嫌だなあ…

思いつきの行動で、私の盆休みに水を差すことについては何も感じない。(知ってた)
「悪いけど」の一言もない。(知ってた)

お寺にお布施渡すのだって、最初は兄の供養に目を向けるようになったのかーと少し見直しかけたけど、よくよく話を聞いてみたら「自分がお墓に入る事になった時にお布施をしてこなかったら雑に扱われそうで嫌だ」という超絶自分中心な理由だった。

…私ねー、母にさえ許されるならアンタの骨、わざとどっか置き忘れて遺失物扱い、無縁仏にさせようと思う程度には最後の最後に人生の報復として考えたこともあったくらいなんだけど?!(半笑)

 

とりあえず今回は、ことを荒立てずにすんなり言うことを聞いてやることにした。

これも特養面接をすんなり合格させたいがためだけ。

特養の話をした時に、入所して部屋を片付けるにしても物(家具)に対する執着欲が辛いからお寺にお布施すればすっきりするような気がして、と父は言っていた。
お寺にお布施して何らかの気持ちにケリが付くのならそれでいい。

また、特養に入れようとしている私に今は反感を感じさせてはいけない。