父の特養、噛み合わない会話に疲れる…

秋になり、両親共にインフルエンザ予防接種、肺炎球菌ワクチン接種のお知らせ・申込込み用紙がどしどし届いてくる季節だ。

さて、父の方は9月10月に足の浮腫だ熱だすわ入院だとてんやわんやしたものだから、最近の調子を訊いて各種接種をしたほうがいいものかどうかを施設に問い合わせてみた。

いつもの相談担当の二人がどちらも手が離せない、内容を変わりに伝えておくので教えてくだささいというのでざっくり「予防接種をしたほうが良いのかを訊きたくて」と説明する。

あまりに雑な説明すぎたのがいけなかったのか…
単に伝言内容の確認だけにとどまらず、取次に出た人はアドバイスし始めた。
「一般論としては接種はお願いする形です」と言いだした。「他の入所者さん達と一緒に過ごす空間なので」と。

うん。それはわかってるよ。

「ちょっと前まで具合が悪かったので、その後の様子を訊きたかったのと、接種していいものかお尋ねしたかったので」

「体調は当方の看護師が把握しておりますので大丈夫です。当日具合が悪ければ、今日は接種やめましょうか、という感じになるかと思うんですけど」
「じゃあ、何はなくてもとりあえず接種申し込みはしておくって感じですか?」
「まあ、そうですねー」

…この人の中で接種は当たり前に受けるもので、ちょっと前の父の状態知らないで言ってるのかな?
もしあまり現場を知らない人なんだったら、無駄な問答をしたくないから、いつもの担当者に取り次いでほしかったんだけど?
それにいつのまにかワクチン接種日当日の体調の話にすり替えられてるけど、具合悪くしてその後の様子ききたいって私の要望どこいっちゃったんだよ。勝手に完結させるなよ。

さらに腹の立つことに、「折返しご連絡必要ですか?」と、なるたけこの会話で納得して終わらせてほしそうな雰囲気で言い出された。
「私の方はいつ掛けてもらっても大丈夫なのでご連絡いつでもお願いします」と言った。

私の伝える力不足、聞き取り能力不足なのもあるのかもしれないけど。
相手はこちらの話は最初から理解する気はなくて、言いたい事しか言いたくなくてさっさと通話を終わらせたいみたいな感じが伝わってくるので無駄な努力はしたくない。

この人たまにいるような、井戸端会議でわーっと自分の話したいことだけ弾丸トークして、ちょっと聞きかじった事で全てを解釈したつもりになって相手の話乗っ取るタイプの人なのかな?

噛み合わない会話って地味に変なストレスがある。

30分後くらいにいつもの担当者から折り返しをもらった。
この人は説明も明瞭で、好印象だ。
「他の入所者さんもいる集合生活なのでインフルエンザワクチンを受けることは当然」と、わかりきってることを鼻息荒く繰り返すわけでもない。
「インフルエンザは受けていただくとしても、肺炎球菌ワクチンは御本人様ご家族様のご希望次第なので人によって受ける人と受けない人もいます」と当たり障りない説明。

このように肺炎球菌ワクチンをするかどうか相談してくるかという家族はたまにいるという事まで教えてくれた。
おととい様子を見た父も自分で立ってベッドから車椅子に移動が出来て元気にしゃべれたと教えてくれたのでやっぱり現場の人なのでしっかりしている。
明朗に説明してもらえて今後どうするかの相談も出来たので、おかげでストレスが緩和された。

最初に電話対応した人とは単に相性が悪かっただけなのかな。
それとも開口一番「○○さんにお願いします」と指定してしまったのが「お前お呼びじゃねえよ」と受け取られて「自分もケアチームの一員なのに」とムキになって話に参加してきたのかな。

こういうこと考えちゃうのが伝わる(旦那いわく)から無駄なストレスを呼び込むっていうのなんだろうなー