今度は父の脚が?

母を、考えられる範囲すべての診察科に通院させ、やるべきことに一段落した気になったが、今度は父のマイナンバーカードを取りにいかねばならない。
なぁに、もう後は施設の近所の区民事務所に受け取りに行くだけだ…そう思っていた。
ところが両親の用件というものは、「何かの目的を果たそうとすると、決まって準備段階で何かの問題が起こる」
この法則が今回も当てはまってしまった。

朝さっそく、父の特養に電話をかけ、相談員さんにマイナンバーカードを受け取る候補日の都合を訊く。
問題はないというから一旦電話を切り、役所のマイナンバー担当課に電話をかける。
マイナンバーカードの受取には予約が必要(めんどい!)。
9月4日予約と、ざっくりとした時間まで指定される。

また、特養に電話をかける。介護タクシーの手配をお願いした後、折返しの電話で問題を聞かされた。

「脚が腫れているので皮膚科に通院させてもらいます、また後でご連絡します」
母の特養と違って連れていってくれるので助かる。
「よろしくお願いします」

その日の夕方、今度はケアマネさんから電話がかかり「皮膚がというより、中から来るもの?で水疱が出来ているので皮膚科では対応できないと言われましたので、整形外科に連れていきます」

翌日午前中、今度は介護士の人から電話がかかり「整形外科でもなく、水疱が破れているので内科で診てもらったほうがいいという事になり。もしかしたら、入院が前提になるかもしれません。そうなるとご家族様に対応していただかないといけなくなります。その場合のお呼び出しの場合すぐに、来る事は出来ますか?」
「はい」
「それでは、いつでも電話がかかる状態にしておいてください」
「わかりました」

夜になり、相談員さんから電話が来る。色んな人から若干伝言ゲーム状態だ。話は一応つながってはいるが。

「利尿剤を使って浮腫をとり、様子をみるということになりました。入院まではしなくてすみました。ただ、外へは連れていけないということになるので9月4日は連れ出しは無理ということになります」

ここまで来て、そう来るか〜
じゃあいっそ、これを逆手にとって、私が代理でマイナンバー受け取れたらいいんじゃないの?と思う。
面倒な父の連れ出しなんかしないで済む上に、もしかしたら介護タクシー代より代理人用書類(医師の診断書)のほうが安い気がする。

というか、いつまでも交互、交互に両親それぞれの特養の用事があって、自宅に戻れないじゃないか…義実家は嫌な事があるわけではないが、私の都合で活動スケジュールは組みにくい。好き勝手に出歩けないし寝たい時に寝れない。私の都合でとは生意気言ったが、私の都合中の都合、家の事情で義実家にご厄介になっている。義実家には私の都合なんて関係ないはずなのにだ。かといってウィークリーマンションはお金がかかるのでしんどい。

なかなかうまく進まない。
いや、これでもかなりうまく進めさせてもらってるとは思うけど。欲張りか。