父の特養からの呼び出し(不穏)

はい来た、特養からの呼び出し。
両親分、次から次へと何やかんや用事があると自分の生活キャパを押されてしんどい。
それでも重い認知症や人格障害者との同居生活に比べたら大分まし、とは思うんだけど、お金が飛ぶ飛ぶ…このお金は親の資産からもらうようにはしてるけど、いつまでもつのか。

精神科の初回診察なので要家族立会い。
皮膚科とか内科は立会い特に無かったけど精神科は別なんだ?

連休明け直後なので、航空券高い(泣)。
義母さんの携帯メールで滞在を打診、すぐにOKもらえたので夜遅い時間帯の航空券購入。
一番高い時間帯(=一般的な活動時間帯)と比べると1万円も違う。

絶対いつでも窓際席を指定するので無駄(?)に1160円かかる。往復で。
でも真ん中席に当たったら数時間忍耐するのもストレス負荷がすごそうなので避けたい。
ストレスを受けに遠距離行くのに、道中もストレスだなんて避けたい。

11月は後半にすでに行くつもりではいたけど、急に決まった。

時々考える。
お金ない人は、親元から離れたらいけないってことね…
親元から遠く離れて暮らしてる人いっぱいいると思うんだけどどうやって回避してるんだろ?
特に都市圏の施設は満員で空き待ちが何年もになったりして、遠距離の家族がいる家庭なんか入所選定が後回しにされる。

遠距離住まいを理由に入所希望を断ってはいけないらしいけど、ルール(建前)と実際は違う。

まあ「親とは関係ないです」で突っぱねもできるけど、そうなると行政から実質的に親子の縁を切られたり、資産管理が出来なくなるらしく。
で、行政お墨付きの団体でも、管理をしてくれる団体に怪しいのがいて、実際の仕事なんかほぼせずに資産だけを食い散らかされるみたいなニュースも見る。

いったいいつまでこのチキンレースもどきは続くんだろ。

親が寿命を迎えるか、親の資産が空になって「関係ないです」にするしかなくなるか。

私は子供の頃、親が他の子の親よりも歳をとっていて嫌だなあと思っている反面、「そのかわり親が早く老いるから、その世話をする時の自分の年齢は若いだろうからしんどくはないな。それに、早く死んで介護とか関係ないかもしれない」と自分を慰めていた。

周囲の同世代の親なんかはチラホラ亡くなり始めてるけど、平均寿命をはるかに超えてるウチは頑張る頑張る。
「頑張る頑張る」と感じるのは、本人たちが「まだ死にたくない」「まだまだ生きる」と言ってたから頑張ってるんだな、と感じてしまう。

言い方悪いけど、脳みそも古くなりぶっ壊れて人間じゃない、虫みたいに短絡的に「生きないと」っていう原理に則って、ただ懸命に生きているだけ。って印象。

「長生きしてくれて嬉しい」って思われるより、「まだかまだか」って思われるようになるってどうなの?
そんな最期でいいの?
でも相手が虫じゃあなあ…まさに「仕方ない」

諦念で遠距離介護を頑張っている。